ナクスル入れてはいけないものリスト【保存版】寿命を縮める意外な落とし穴

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ナクスル入れてはいけないもの(アイキャッチ)

「ナクスルを使ってみたいけど、何を入れてはいけないのか正直あいまい…」

「これも生ごみだから大丈夫だと思ったのに、変なニオイが出た…」

「うっかりNGなものを入れて、壊れたりしないか心配…」

そんな不安を感じていませんか?

ナクスルは微生物の力でごみを分解する優れた生ごみ処理機ですが、入れてはいけないものを間違えて投入すると故障や異臭の原因になります。

…といった情報を完全網羅して、ナクスルを安心・安全に使いこなす方法を解説します。

正しく使えば、ナクスルは毎日のごみ処理を圧倒的にラクにしてくれる強い味方です。

トラブルを未然に防ぐためにも、まずは入れてはいけないものの基本を押さえておきましょう。

目次

ナクスルに入れてはいけないもの一覧【ジャンル別・理由つきで解説】

分類具体例理由
硬い物(種・骨)あさり・しじみの殻、アボカドの種、牛骨、豚骨、鶏骨(手羽元)、魚の骨、魚の頭、カニの甲羅、銀杏の殻、とうもろこしの芯分解不可、機器の故障リスク、異音や処理ムラ
油や塩分の多い食材揚げ物の残り(から揚げ、フライドポテト)、ベーコン、ラード、ドレッシング類、マヨネーズ含有物、漬物、塩辛微生物の活動を阻害し、分解能力低下、異臭や故障リスク
異物系(ビニール・金属)ビニール袋、水切りネット、プラスチック類、生分解性プラスチック、ゴム類(輪ゴム)、金属類(スプーン・缶・アルミホイル等)、ティッシュ、紙類、ガラス類、布類撹拌機構の故障、分解不可、異物混入、破損リスク
化学物質台所用洗剤、衣類用洗剤、漂白剤(塩素系・酸素系)、消毒液(アルコール・次亜塩素酸水)、医薬品(錠剤・カプセル・液体薬品)、化粧品類(シャンプー・リンス・ボディソープ)機器内部部品の腐食、微生物の活動阻害、故障や分解能力低下
柑橘系果物オレンジ、レモン、グレープフルーツの皮、オレンジの種、レモンの種リモネン成分による異臭発生、分解困難で処理ムラ発生
ペットのフン犬・猫などのうんち抗生物質投与中は微生物に影響を与え、分解を妨げるため投入しない。抗生物質が残っていない場合、ナクスルでの処理は可能。

ナクスルを正しく使うには、「入れてはいけないもの」を知ることが何より大切です。

種や骨、油、ビニールなど、意外と見落としがちな食材や異物をジャンル別に整理しました。

うっかり故障や異臭を招かないためにも、投入前にしっかり確認しておきましょう。

種や骨など硬いものはナクスルに入れてはいけないものの代表格

乾燥や微生物による分解を前提とするナクスルでは、処理しきれない素材がいくつか存在します。

特に種や骨などの硬質ごみは、分解速度が著しく遅く、バイオ材の機能を著しく低下させる要因となります。

そのまま放置すれば異臭の発生や処理エラー、最悪の場合は部品の摩耗や破損につながることも。

誤投入を避けるためにも、該当する素材と理由をしっかり把握しておきましょう。

分類具体例備考
貝殻あさり・しじみの殻分解不可・故障リスク
種子アボカドの種、梅干しの種、ももの種、みかんの種硬くて分解できないためNG
果物の芯・軸パイナップルのヘタ異音の原因になるため少量でも注意
牛骨Tボーン、テール、牛すじ骨など極めて硬く分解不可
豚骨スペアリブ、豚足など処理槽を損傷する恐れあり
鶏骨手羽元(×)、手羽先(△少量なら可)音が鳴るケースあり
魚の骨50cm以上の魚の骨(×)、30~50cmは△少量可異音発生リスクあり
魚の頭50cm以上(×)、30~50cmは頭を割って△頭部が大きく硬いものは避ける
カニの甲羅足や甲羅(△少量なら可)異音の原因となる場合あり
銀杏の殻銀杏の殻(△少量なら可)堅いため処理に時間がかかる
枝豆の皮少量なら可(△)噛み切れない硬さが残りやすい
とうもろこしの芯×非常に繊維質で硬く処理困難
アスパラの根元△(刻めば可)繊維質かつ硬いため注意
果物の種全般特に大型果実(桃、アボカド)分解不能で撹拌障害の原因
その他硬質異物割り箸、爪楊枝、竹串など硬さだけでなく異物混入としてもNG

分解の目安として、内部温度約50〜60℃、湿度約80%でバイオ材が働いていますが、硬質物はこの環境でも分解が進行しません。

さらに骨などは撹拌羽の動作を妨げ、回転負荷が増すことで電力消費の上昇や異音発生の原因にもなります。

ナクスルの処理サイクルは通常6〜12時間程度ですが、これら硬い素材が混入した場合、倍以上の時間がかかることも報告されています。

処理エラーやバイオ材の機能低下を避けるためにも、投入前に素材の硬さを基準に判断する習慣をつけておくと安心です。

>>【盲点】ナクスルのデメリット13個!知らずに買うと後悔する落とし穴

油や塩分の多い食材はナクスルに入れてはいけないものとして注意が必要

ナクスルは微生物の力で生ごみを分解するハイブリッド式の処理機です。

しかし、油や塩分を多く含む食材は、微生物の活動を阻害し、処理効率を低下させる原因となります。

特に、揚げ物の残りや塩辛などの塩分濃度が高い食品は、バイオ材の劣化を早め、異臭や故障のリスクを高めることが報告されています。

以下に、油や塩分の多い代表的な食材とその注意点をまとめました。

分類具体例備考
油分の多い食材揚げ物の残り(から揚げ、フライドポテトなど)油分が分解を妨げ、異臭や機器トラブルの原因になる
調理済み脂質食品ベーコン、ラード、油で炒めた野菜類油分が処理槽内に残留し、故障リスクを高める
ドレッシング類サラダにかけたドレッシングの残り分解できない油成分が残りやすい
マヨネーズ含有物ポテトサラダ、マカロニサラダなど高脂質で分解困難
塩分の多い加工品漬物、梅干し、佃煮、塩さば、塩辛塩分でバイオ材の性能が低下する恐れあり
スープ残りラーメン・味噌汁のスープ、カレールー高塩分・油分を含み不可
レトルト食品の残りカレー・シチュー・中華惣菜など油・塩分の複合要素で処理不向き
チーズ・バター類ピザ、グラタン、バターライスなどに含まれるチーズやバター高脂質で溶けて広がりやすく、処理に不向き

ナクスルの公式サイトでは、魚の内臓やイカの塩辛などの塩分の強いものは、軽く流水で流してから投入するよう推奨されています。

また、バイオ材の劣化を防ぐためにも、油や塩分の多い食材は極力避け、投入する際は量を控えめにし、可能であれば水洗いしてから投入することが望ましいです。

これにより、ナクスルの性能を維持し、長期間快適に使用することが可能となります。

油や塩分が多い食材は処理時間が延び、電力消費が増える原因になります。

ビニール・金属などの異物系はナクスルに入れてはいけないもの

家庭での生ごみ処理時に混入しやすいのが、包材などの人工素材です。

ナクスルは微生物によって分解する仕組みのため、こうした異物を投入すると処理不能になるだけでなく、機械トラブルの原因にもなりかねません。

とくに撹拌羽根に絡むものや、分解されずに残る素材には十分な注意が必要です。

分類具体例備考
ビニール類ビニール袋、水切りネット撹拌機構に絡まりモーターが故障するおそれがある
プラスチック類生分解性プラスチック見た目に反して分解できず、異物として残り続ける
ゴム類輪ゴム微生物で分解されず残留し、衛生状態が悪化することがある
金属類金属類全般(スプーン・缶・アルミホイル等)硬質で分解できず、内部パーツの破損原因となる
紙類ティッシュ、紙類紙繊維が分解困難で、処理槽内に残留することがある
その他異物ガラス類、布類いずれも分解不能で、破損や異物残留の原因になる

ナクスルの処理対象は、あくまで一般的な食品ごみに限られます。

一度でも異物を投入してしまうと、撹拌不良やセンサー誤作動の原因となり、修理対応が必要になるケースも報告されています。

とくにゴミ袋ごと投入するクセがある方は、包材の取り忘れに注意し、使用前には中身をよく確認する習慣をつけておきましょう。

洗剤や薬剤など化学物質もナクスルに入れてはいけないものに該当

化学物質を投入することで、機器の故障や性能低下を招く可能性があります。

特に洗剤や薬剤類、医薬品などは、ナクスルの処理機能を阻害し、故障の原因にもなります。

これらの物質は分解ができず、機器内部での化学反応を引き起こす恐れがあります。

分類具体例理由
洗剤類台所用洗剤、衣類用洗剤化学成分がバイオ材に悪影響を与え、分解能力を低下させる可能性がある。
漂白剤塩素系漂白剤、酸素系漂白剤強力な化学反応により、機器内部の部品を腐食させる恐れがある。
消毒液アルコール消毒液、次亜塩素酸水揮発性が高く、火災や爆発のリスクを高める可能性がある。
医薬品錠剤、カプセル、液体薬品化学成分がバイオ材の働きを阻害し、処理能力を低下させる恐れがある。
化粧品類シャンプー、リンス、ボディソープ油分や化学成分が機器内部に残留し、故障の原因となる可能性がある。

洗剤や薬剤などの化学物質は、ナクスルの処理システムにとって有害であり、投入すると機器の寿命を縮める原因となります。

特に、台所用洗剤や塩素系漂白剤などは強い化学作用を持ち、内部部品にダメージを与える可能性があります。

これらの物質は生ごみの分解を阻害するため、絶対に投入しないようにしましょう。

【柑橘系の果物】皮に含まれるリモネンが原因で異臭や異常発生のリスク

柑橘系の果物、特にオレンジやレモンなどの皮や種は、ナクスルに適していない生ごみの一例です。

これらの果物にはリモネンという成分が含まれており、この成分がナクスル内で異臭を発生させる原因となります。

果物の皮や種は硬いため、分解が遅く処理ムラを引き起こし、機器に負担をかける可能性があります。

分類具体例理由
柑橘系の皮オレンジ、レモン、グレープフルーツの皮リモネン成分が異臭を発生させ、処理ムラを引き起こす。
柑橘系の種オレンジの種、レモンの種硬くて分解が難しく、処理ムラを引き起こしやすい。

柑橘系の果物は、リモネン成分や硬い皮・種がナクスルの処理を妨げ、分解効率を低下させます。

これらを投入すると、異臭や処理ムラが発生し、機器の故障を招く恐れがあります。

【ペットのうんち】抗生物質を投与してから1〜2週間は投入しないでください

ペットのうんちはナクスルに投入できる生ごみの一例ですが、注意が必要です。

特にペットが抗生物質を投与されている場合、その薬剤がうんちに残っている可能性があり、ナクスル内の微生物に影響を与える恐れがあります。

抗生物質を投与した場合は、1〜2週間はうんちをナクスルに投入しないようにしましょう。

分類具体例理由
ペットのうんち犬・猫などのうんち抗生物質投与中は微生物に影響を与え、分解を妨げるため投入しない。抗生物質が残っていない場合、ナクスルでの処理は可能。

抗生物質を使用していないペットのうんちは、ナクスルで処理できますが、投与後の1〜2週間は控えるようにしましょう。

これにより、ナクスル内の微生物が健康に機能し、正常な処理が行われます。

ナクスルで入れてはいけないものか判断に迷う食材とは?

見た目は大丈夫そうでも、実はNGな食材が意外と多いのがナクスル。

とうもろこしの芯や枝豆の皮など、判断に迷う「グレーゾーン食材」を徹底解説します。

投入前に「これはOK?」と迷ったときの参考にしてください。

とうもろこしの芯・枝豆の皮はナクスルに入れてはいけないもの?

ナクスルは家庭での生ごみ処理を効率的に行うための機器ですが、投入する食材には注意が必要です。

特に、とうもろこしの芯や枝豆の皮など、硬くて繊維質の多い食材は、分解に時間がかかり、処理効率を低下させる可能性があります。

食材投入可否理由
とうもろこしの芯×繊維質が多く、分解に時間がかかり、処理効率を低下させる可能性がある。
枝豆の皮△(少量なら可)少量であれば投入可能だが、多量になると分解が遅れ、異臭の原因となることがある。

とうもろこしの芯は繊維質が多く、ナクスルの処理能力を超える可能性があるため、投入しない方が安全です。

枝豆の皮は少量であれば問題ない場合もありますが、多量になると分解が遅れ、異臭の原因となることがあります。

これらの食材は、ナクスルの処理効率を維持するためにも、投入を避けることが推奨されます。

油や塩分が多い食材は処理時間が延び、電力消費が増える原因になります。

アスパラの根元や銀杏の殻はナクスルで入れてはいけないものに含まれる?

アスパラの根元や銀杏の殻は、ナクスルに投入する際に注意が必要な食材です。

これらは硬くて繊維質が多いため、分解に時間がかかり、処理効率を低下させる原因になります。

食材投入可否理由
アスパラの根元△(少量なら可)繊維質が多く、分解に時間がかかるため。
銀杏の殻△(少量なら可)硬いため、分解が進みづらく処理効率が低下するため。

アスパラの根元や銀杏の殻は、分解が難しく、ナクスルの処理効率を低下させる原因となります。

これらを投入すると、処理時間が長くなり、異臭や処理エラーを引き起こす可能性があります。

少量であれば処理が可能ですが、投入しすぎないように注意が必要です。

ナクスルにうっかり入れてはいけないものを入れてしまった場合の対処法

うっかりNG食材を投入してしまった…そんなときでも落ち着いて対処すれば大丈夫です。

異音や異臭がしたときの確認ポイントや、正しい対応手順をわかりやすく解説します。

ナクスルを長く安全に使い続けるための、基本のトラブル対処法を押さえましょう。

異音や異臭がしたときのナクスルに入れてはいけないものの確認手順

ナクスルを使用していると、異音や異臭が発生することがあります。

これらの症状は、ナクスルに入れてはいけないものが混入しているサインである可能性が高いです。

異音や異臭の発生を防ぎ、ナクスルを正常に運転させるためには、迅速かつ適切な対応が重要です。

確認手順
1.機器を一時停止

異音や異臭が発生した場合、まずはナクスルの運転を停止します。これにより、機器の状態を確認し、さらに悪化させないようにします。

2.投入物の確認

クスルに投入したものが適切であるか確認します。硬い食材などを入れると故障の原因になります。入れてはいけないものの詳細はこちら

3.異物を取り除く

異音や異臭が確認できた場合は、ナクスル内に異物が混入していないか確認し、取り除きます。例えば、ビニール袋、金属類、硬い骨などが混入している場合は、それらを取り除いてください。

4.内部のチェック

ナクスル内部に異物がないか、確認した後、内部を清掃して、異音や異臭の原因を徹底的に取り除きます。内部に異常が見つかった場合は、機器の取扱説明書に従ってメンテナンスを行ってください。

5.運転を再開

異物を取り除き、内部の清掃を行った後、運転を再開します。異音や異臭が改善されていることを確認してください。

異音や異臭が発生した場合、ナクスルに入れた食材が原因であることが多いです。

異物が混入している可能性や、適切でない食材が含まれていないか確認することが、問題解決の第一歩です。

ナクスルを安全に使用するために、投入物をしっかりと管理し、異常時には適切な対応を行いましょう。

バイオ材への影響や装置の異常時、ナクスルでやってはいけない対応とは

ナクスルは家庭用の生ごみ処理機として便利ですが、誤って異物を投入したり、異常が発生した場合に適切な対応をしないと、装置の故障やバイオ材の機能低下を引き起こす可能性があります。

異物を投入した際のバイオ材への影響や、異常時にやってはいけない対応を解説します。

異常時にやってはいけない対応
異物投入後の放置

異物がナクスルに投入された場合、そのまま放置するとバイオ材の働きが妨げられ、分解効率が低下します。異物が分解できずに残ることで、処理が滞り、異臭が発生することもあります。このため、異物が投入された時点で速やかにナクスルを停止し、原因を確認することが重要です。

過剰な生ごみの投入

ナクスルには処理可能な容量(1日あたり最大1~1.5kg)がありますが、それを超える量の生ごみを投入することで、装置に過剰な負荷がかかり、異常が発生する可能性があります。過剰投入はモーターや撹拌機構に負担をかけ、故障の原因になるため、適切な量を守ることが大切です。

バイオ材の無理な再利用

異物が投入されてバイオ材が劣化した場合、無理に再利用しようとすることは避けるべきです。劣化したバイオ材を使用すると、処理能力が低下し、最終的にナクスルの故障につながることがあります。バイオ材は適切なタイミングで交換し、異常時には新しいものと交換することが重要です。

ナクスルを効率的に運転させるためには、異物の投入を避け、異常が発生した際には速やかに運転を停止し、原因を特定して対処することが重要です。

異常音や異臭、過剰な生ごみ投入に気づいたら、無理に続けず、装置の状態を確認することが最優先です。

また、異物が投入された場合やバイオ材が劣化した場合は、すぐに修正作業を行い、機器の寿命を延ばすための適切な対応を行いましょう。

ナクスルと他社製品の「入れてはいけないもの」の違いを比較

スクロールできます
機器貝殻大きな骨柑橘類の皮大きな種子繊維質野菜汁物塩分紙類プラ・金属タバコ魚の内臓ペットのフン
ナクスル
ナクスル
×
撹拌障害・分解不可
×
異音・撹拌支障あり
×
リモネンが微生物に悪影響
×
硬く分解されない

細かく刻めば処理可

汁NG。具のみ可

塩抜き推奨(影響あり)
×
微生物分解不可
×
撹拌支障・異物扱い
×
微生物に影響

少量・血抜き要

薬剤投与後はNG
ルーフェン
ルーフェン

乾燥処理可

乾燥可(大量は避ける)
×
焦げ・異臭の原因

乾燥処理可

焦げやすく不完全乾燥
×
水分過多で乾燥不良

臭い・焦げに注意

焦げ・発煙リスク
×
溶融・故障リスク
×
発火の恐れあり

少量なら可、量制限必要
×
非対応
パリパリキュー(PPC-01)
ppc11

乾燥処理可(公式記載)

乾燥後そのまま廃棄可

糖分・油分で焦げやすい

乾燥可(状態により)

焦げやすく注意
×
乾燥できない

焦げ付きやすい

焦げやすく非推奨
×
溶解・破損の可能性
×
火種・発火性あり

3〜4人分程度まで
×
未対応

同じ生ごみ処理機でも、製品によって「入れてはいけないもの」の基準は異なります。

ナクスル・パリパリキュー・ルーフェンを比較し、それぞれの特徴と判断基準を整理しました。

機種選びや使い方の見直しに役立つ情報を、わかりやすくまとめています。

ルーフェンとナクスルにおける入れてはいけないものの考え方の違い

スクロールできます
機器貝殻大きな骨柑橘類の皮大きな種子繊維質野菜汁物塩分紙類プラ・金属タバコ魚の内臓ペットのフン
ナクスル
ナクスル
×
撹拌障害・微生物処理不可
×
硬すぎて撹拌不能・異音の原因
×
リモネンがバイオ材に悪影響
×
分解不能、撹拌に支障

細かく切れば可

具のみ可。汁はNG

塩分が微生物に影響
×
分解不可
×
処理対象外・撹拌支障
×
微生物に悪影響

少量・血抜き推奨

抗生物質投与後はNG
ルーフェン
ルーフェン

乾燥処理可能

乾燥可。ただし大量は避ける
×
リモネンにより焦げ・異臭リスク

乾燥処理可能

焦げやすく不完全乾燥の恐れ
×
水分過多で処理不能

焦げ・臭いの原因に

焦げの恐れ
×
溶解・故障リスク
×
発火物

少量なら可、量に注意
×
非対応
ポイント
  • ナクスルは微生物が分解できないものは入れてはいけない
  • ルーフェンは焦げ・発火・溶解の恐れがあるものは入れてはいけない
  • ペットのフンはナクスルで条件付き対応、ルーフェンは非対応
  • 骨・種・紙類はルーフェンなら乾燥処理できるが、ナクスルでは不可

この比較表は、ナクスルとルーフェンの「入れてはいけないもの」の考え方の違いを明確に示しています。

ナクスルは微生物処理を前提とするため、有機物であっても分解できない硬物や薬品類はNGです。

一方ルーフェンは乾燥処理ができればOKなので、骨や種なども対応可能ですが、リモネンや水分・油分には注意が必要です。

目的が「分解」か「乾燥」かによって、投入可否の基準が大きく異なります。

入れてはいけないもので見る
  • ナクスル:微生物が分解できないもの(固い・化学物質・塩分過多など)は入れてはいけない。
  • ルーフェン:焦げや発火・溶解の恐れがあるもの(油分・汁気・引火性物質)は入れてはいけない。

>>ルーフェンに入れてはいけないもの詳細はこちら

パリパリキューとナクスルでは入れてはいけないものがどう違う?

スクロールできます
機器貝殻大きな骨柑橘類の皮タバコアルコール・可燃性物質プラ・金属類紙類調味料・塩辛汁物大きな種子繊維質野菜ペットのフン猫砂魚の内臓廃油
ナクスル
ナクスル
×
撹拌障害・故障リスク
×
異音・破損の恐れあり
×
リモネンで異臭・異音
×
化学物質と火種の危険
×
発火・爆発リスクあり
×
分解不能
×
微生物分解不可
△(洗えば可)
塩分がバイオ材に影響
△(具のみ)
汁はNG・具は可
×
撹拌阻害の恐れ
△(小さく切れば可)
異音の原因
○(条件付き)
薬剤投与後は不可
○(条件付き)
自然素材のみ可
△(少量・血抜き推奨)
臭気・塩分注意
×
内部劣化・発煙リスク
パリパリキュー(PPC-01)
ppc11

乾燥可(公式記載あり)

乾燥可能(処理後そのまま廃棄)
△(少量)
糖分で焦げやすい
×
化学物質と火種の危険
×
発火・爆発リスクあり
×
溶融リスクあり

焦げリスク・公式に明記なし
△(少量)
焦げの原因に
×
乾燥不能

乾燥処理可(要確認)

焦げやすく乾燥不十分の恐れ
×
対応なし
×
すべて不可
△(3~4人分)
量に注意
×
内部劣化・発煙リスク
ポイント
  • 処理方式の違いにより「投入禁止物の考え方」が根本的に異なる
  • ナクスルは「微生物が分解できるか」が判断基準
  • パリパリキューは「乾燥できるか」が判断基準
  • ナクスルはフン・猫砂など有機物の条件付き処理に対応
  • パリパリキューは硬物や紙類など、乾燥可能なものに広く対応するがペット関連は非対応

この比較表は、ナクスル(ハイブリッド式)とパリパリキュー(乾燥式)で「入れてはいけないもの」の基準がどう違うかを明確に示したものです。

ナクスルは微生物処理前提のため、分解できない・影響を及ぼすものがNG

一方パリパリキューは乾燥ベースのため、焦げ・発火・溶融の危険があるものがNGです。

各機器の処理原理が違うからこそ、投入可否の判断も大きく異なります。家庭の生ごみの傾向に合わせた選択が重要です。

入れてはいけないもので見る
  • ナクスル:微生物が分解できないもの(固い・化学物質・塩分過多など)は入れてはいけない。
  • パリパリキュー:発火・焦げ・溶融の危険があるもの(水分・油分・可燃物など)は入れてはいけない。

>>パリパリキューに入れてはいけないもの詳細はこちら

ナクスルの基本スペック

ナクスル
項目詳細
製品名家庭用生ゴミ処理機ナクスル(NAXLU)
型番FD-015M
本体価格139,700円
維持費<UVランプ>
(1~2年に1回)
16,500円、1本

<バイオ材>
バイオ材は、適切に使用すれば定期的な交換は不要(使用不能時のみ)
8,800円
※公式では1~2年で交換を推奨
処理方式ハイブリッド式(乾燥式+バイオ式)
サイズ 幅×奥行×高さ38.5×43×58 cm
消費電力60W
電気代目安約45円(24時間稼働想定)
運転音量30db以下(17.3db~23.2db)
最大処理容量1~1.5kg/日
処理時間24時間(全自動)
脱臭方式ハイブリッド脱臭システム
重さ18kg(バイオ材含む)
対応できるごみ類野菜・果物の皮や芯(玉ねぎ、キャベツ、トマト、ナス)
小さな種子(スイカの種、かぼちゃの種)
魚の骨や頭(30cm以上は割る)
ご飯、パン、麺類
肉類・魚介類(生肉、エビの殻、イカ)
卵の殻
ペットの糞(抗生物質投与後1~2週間は避ける)
ペースト状食品(具材のみ対応)

<注意が必要なもの>
異音が出るもの(かぼちゃの種、とうもろこしの芯・皮、そら豆・枝豆の皮)
分解しにくいもの(茶殻、コーヒーがら)
対応できないごみ類柑橘類全般(オレンジ、レモンなど)
大きな種子(桃、アボカド)
大きな骨(豚骨、牛骨)
貝殻類(牡蠣、ホタテ)
プラスチック類
金属類
ガラス類
木材
紙類・布類
生分解性プラスチック
廃油
販売実績19万台以上
助成金対象
公式サイト公式サイトはこちら

家庭で使うには十分な性能を備えており、日常の生ごみ処理を快適にサポートしてくれます。

設置スペースや処理量を確認しながら、自分の生活スタイルに合うかどうかを見極めましょう。

>>【要注意】生ゴミ処理機で後悔する5つの理由!あなたの家庭に本当に必要?

【調査結果】ナクスルに入れてはいけないもの

  • 【種や骨・殻】などの硬いものは機器を傷つけるリスクがある
  • 【油や塩分】の多い食材は微生物の働きを阻害する
  • 【ビニール・金属・紙類】などの異物系は撹拌不良や故障の原因に
  • 【洗剤・薬剤・化粧品】などの化学物質は機器内部の腐食リスクが高い
  • 【柑橘類の皮・種】はリモネンの影響で異臭や処理ムラが起こる
  • 【ペットのうんち】は抗生物質投与中はNG、時期を見極めて投入
  • 【とうもろこしの芯・銀杏の殻】などは判断に迷うが基本的にNG
  • 異臭・異音がしたときの確認手順と対処法を押さえておくことが重要
  • 他社製品(パリパリキュー・ルーフェン)との投入基準の違いも把握

ナクスルは非常に優れた生ごみ処理機ですが、誤った投入をしてしまうと本来の性能を発揮できず、故障や異臭、処理ムラなどのトラブルに繋がります。

とくに種・骨・油・塩分・化学物質などのNG素材は、投入前にきちんと確認する習慣をつけることが大切です。

正しい知識を持って使えば、ナクスルは家庭のごみ処理を大きく効率化してくれる頼もしい味方になります。

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